芥川龍之介

あくたがわ りゅうのすけ1892–1927

芥川龍之介(あくたがわ りゅうのすけ、1892–1927)の作品から、『羅生門』『鼻』『蜜柑』『蜘蛛の糸』などの書き出し13編を集めました。

特集:芥川龍之介の書き出し

  1. 羅生門

    らしょうもん1915164字・約15秒

    ある日の暮方の事である。

  2. 鼻

    はな1916280字・約30秒

    禅智内供の鼻と云えば、池の尾で知らない者はない。

  3. 蜜柑

    みかん308字・約30秒

    或曇った冬の日暮である。

  4. 蜘蛛の糸

    くものいと280字・約30秒

    ある日の事でございます。

  5. トロッコ

    とろっこ262字・約25秒

    小田原熱海間に、軽便鉄道敷設の工事が始まったのは、良平の八つの年だった。

  6. 杜子春

    とししゅん1920440字・約45秒

    或春の日暮です。

  7. 藪の中

    やぶのなか1922333字・約35秒

    さようでございます。

  8. 歯車

    はぐるま364字・約35秒

    僕は或知り人の結婚披露式につらなる為に鞄を一つ下げたまま、東海道の或停車場へその奥の避暑地から自動車を飛ばした。

  9. 地獄変

    じごくへん443字・約45秒

    堀川の大殿様のやうな方は、これまでは固より、後の世には恐らく二人とはいらつしやいますまい。

  10. 河童

    かっぱ1927401字・約40秒

    これはある精神病院の患者、――第二十三号がだれにでもしゃべる話である。

  11. 六の宮の姫君

    ろくのみやのひめぎみ497字・約50秒

    六の宮の姫君の父は、古い宮腹の生れだつた。

  12. 竜

    りゅう540字・約55秒

    宇治の大納言隆国「やれ、やれ、昼寝の夢が覚めて見れば、今日はまた一段と暑いようじゃ。

  13. 往生絵巻

    おうじょうえまき478字・約50秒

    童 やあ、あそこへ妙な法師が来た。